「レーシック」を受けるにあたって、気がかりなのが合併症。どのような物がありますか?

Q05.合併症にはどのような物がありますか?

レーシック(LASIK)は、大変安全な屈折矯正手術です。しかし、わずかな割合で、手術後に合併症を訴えられる方もおられます。こうした合併症の発生は、米国の統計で も全体の1%以下に過ぎませんが、可能性としてご紹介いたします。ただいずれのケースも失明にいたるようなものではなく、時間を置くか、治療によって回復いたします。

合併症の一例:ぼやける
手術直後は全体的にぼやけてやや見えにくい状態になりますが、次第に改善してゆきます。手術直後に少し近くが見えにくいと感じることがありますが、一時的な症状ですので、時間の経過とともに徐々に改善します。
また、ご年齢が高い方、近視・乱視が強い方は、視力が安定するまでに1~2ヶ月を要することがあります。

合併症の一例:ドライアイ
レーシック(LASIK)後のドライアイはいくつかあるレーシック(LASIK)手術の合併症の中でも、最も多い症状のひとつです。手術を受けると角膜にある神経を切断するため、眼の感覚が鈍り、涙の反応が低下します。どんな方でも術後3ヶ月程度は眼の乾燥感を感じます。その間は目薬を使用して頂いていますが、使いすぎると本来涙を出す眼の機能自体が低下する可能性もあるため、目薬の使い方についても適切なアドバイスをさせて頂いております。
なお、手術後のドライアイの症状は3ヶ月もすれば、ほとんどの方は元の状態に戻ります。 適応検査でドライアイと診断された方には、手術の前にドライアイの治療をさせて頂く事もございますが、術後にドライアイが治るわけではありませんので、継続した治療が必要になります。

情報提供:レーシックで視力回復 神戸神奈川アイクリニック

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レーシックは術後どれくらいの期間で視力が回復しますか?
レーシック(Lasik)は視力の回復が早く、手術直後でも一人でご帰宅いただけるくらいまでは回復しており、翌日にはほとんどの方が裸眼視力で1.5程度の視力に回復しています。
乱視でも「レーシック」を受けることができますか?
乱視をお持ちの方でも、レーシック(LASIK)で矯正することができます。現在、使用中のメガネやコンタクトレンズで、乱視を矯正できていらっしゃれば「レーシック(LASIK)」によって、同様に矯正可能性です。
支払い方法は、どんなものがありますか?
現金支払い、振込み支払い、各種クレジットカードなどがございます。分割ローンの場合、ジャックス社のローンプログラムなどがご利用できます。
老眼は治るの?
レーシック(LASIK)は、近視・遠視・乱視を対象とした矯正方法ですので、老眼そのものを治療することはできません。
20年後、30年後は、どうなるのでしょうか?
アメリカで実施されたレーシック(LASIK)後10年の追跡調査では88%の人が良好な視力を維持していると報告されています。これはレーシック初期のレーザーの成績ですので、現状の最新技術ではさらに良好な成績になると推測できます。
術後どれくらいたてば目をこすっても大丈夫ですか?
術後1ヶ月は我慢してください。1ヶ月検診で問題がなければ水の中で眼を開けることも出来ますし制約もなくなります。
視力の左右差があっても手術できますか?
レーシック(LASIK)手術では、左右の眼でレーザーの矯正量を変えることが出来ますので、裸眼視力で左右の見え方に差がある方も、手術が可能です。
フラップがずれることはありますか?
手術後早期に強くこすったり、強い衝撃を受けたり(ぶつけたり)すると、稀にフラップがずれる可能性があります。それを防ぐために、手術当日に保護用メガネや眼帯をお渡しし、手術後1週間お使いいただくことで、日中と夜寝ている間の衝撃から眼を守ることができます。必ず医師の指示を守って着用するようにしてください。
ドライアイでも、手術を受けることができますか?
ドライアイの方もその程度により手術を受けることが可能です。ドライアイでコンタクトレンズの装用が難しい方も相談してみるといいでしょう。診察の際にドライアイにより角膜の状態が悪化している場合には、治療を行ったのちの手術をする流れとなります。
現在妊娠中ですが、どれくらいで手術を受けることはできますか?
手術中・手術後に必ず点眼薬を使用しますので、妊娠中の方は出産後、断乳を行うまで手術を受けることができません。